うちの敷地内ガーデンに八重桜の木が6本程あるんですけどね。


今年の春、桜の木を3本見つけた時に

「ウワ、桜」と思ってうれしかったんです。


桜の花は咲いているんですけど日本のように花だらけというのではなく

ポツリポツリと咲いているんです。


一応写真を撮ってみたんですけどね。

見上げるほど木が高くって、桜の花より枝ばかり目立って

葉っぱもちらほらでって感じで

桜の木があることの喜びだけで

少しだけ咲いている桜を楽しんでいました。


そして今まで気が付かなかったところにも桜の木を見つけました。

背の高い野ボタンの木と、

たわわに花をつけるエンゼルトランペットの木のそばにも

桜の木があったんです。


気が付かなかったー


なんとそれらの桜の木、いまだに桜の花をポツリポツリと

咲かせてるのです。


サンフランシスコの気候のせいだと思うのですけど

ぱっと見事な美しさで花を咲かせて

風に乗って花吹雪となって消えていく日本の桜のような

情緒の全くない

いつまでもかわいらしい色で少しずつ

咲いては散り、咲いては散りして

いまだに花をつけている八重桜です。


桜に対する意識が全く変わってしまいました。

驚きと喜びと困惑と楽しみです。


なぜか無条件に桜は大好きですよね。日本人の魂?

それが季節感の違いのせいでこんなに長いこと桜の花を

見ていられることはうれしいんです。


こに家に住みだして1年。

また新しいサンフランシスコを知りました。