少しつらいこと

シガちゃんのことです。

 

まだ頑張って生きているんです。

抱き上げると少しだけチッと鳴きます。

 

いつもくねった頭を垂れて体は床にべったりついています。

朝、掛けてあるカバーを外すたびにドキドキします。

 

「あ、生きていてよかった」と思う反面

ぐったりとしているシガちゃんを見るのはとてもつらいです。

 

治療はできないといわれたのですから

こうして見守るしかありません。

 

毎回言っていますけど、よくこんな状態で生きているということが

本当に不思議です。

 

寿命はとうに来ているんです。

 

毎日真逆の二つの心が交錯します。

「もうそんなに頑張らなくてもいいから」と言う思いです。

 

自分はぴんぴんころりが理想ですけど

きっと自分の人生、そうはうまくいかないでしょう。

シガちゃんを見るとついそういうこと考えてしまいます。