さて、ここでなぜ雪ちゃんが来て数日の間に慣れたのかということには
わけがあることを書いていきます。
まず雪ちゃんが雛であって成鳥ではなかったこと。
ペットショップではシェルターではないので人に飼われていたような
小鳥を売ることは絶対にありません。
ペットショップで月齢がわからないとは言われましたけど
ブリーダーからペットショップに搬入さっるのは生後1ヶ月は経ってからです。
理由は自分で餌を食べられるようになってからです。
動物愛護の観点からこちらでは挿し餌の必要な雛は販売できません。
ここは日本と大きく違いますね。
日本でわたくしが一番早い時期の雛を手に入れたのは生後2、3週間の雛でした。ほとんど裸でかわいくない時期です。
くちばしには少し黒い色が混じっていましたよ。
それは日がたつにつれてなくなるんですけどね。
羽が生えかかっていて目の周りに毛が無いので飛び出して見えます。
そういう状態から育てると完全に手乗りの人に慣れた子になります。
むしろ慣れすぎて離れなくなります。
さて雪ちゃんの事。
この子は羽が生えそろっていてクリップされていましたから
多分もう生後1カ月以上は経っています。
体の大きさから言っても2,3ヶ月は経っているのではないでしょうか。でもまだ若い幼鳥です。
petcoというペットショップには大きなケージにセキセイインコが
8羽ほどいました。たくさんは仕入れないようです。
小鳥の専門店ではないですからね。
犬、猫の餌、その他のペット用品の専門店ですからね。
ほとんどが搬入されて1年もたたないうちに売れてしまうようです。
もしそれ以上の時間がたつと時々見かけますね、ディスカウントして
売られている子、そうなるようです。
雪ちゃんはわたくしの見たところ半年もたっていないと思ました。
それで一日目はそっとしといて、次の日に身体を見るために
捕まえました。そこでクリッピングをしてあることに気が付きました。
その時は何度も噛まれましたよ.血が出るくらいに。
抱えている間に「ごめんごめん、怖くないわよ。ちょっと見させてね」と言いながら体格や爪の様子を見ました。
でもこのクリッピングは慣れたわけの大きな役割を果たしてくれました。
ペットショップはケージを暖かくして守ってありますから
この子のこともそういう状態を作ってあげないといけません。
それにでピロンちゃんのところに入れのはまだ怖かったですしね。
ピロンちゃんのケージはいつもヒーターで暖かくしています。
保温的にはそこがいいのですけど、
喧嘩したりしてケガするのが怖いですからね。
それで、わたくしがいつも使っている大きなテーブルの上に
ペットケージを用意しました。
わたくしが日本でやる方法です。
日本だと本当に雛ですので箱でもなんでもいいんです。
飛べないんですからね。そのための箱状のもの売ってあります。
でもこの子はもう飛べる状態になっている子ですから
しっかり飛び出さない状況を作ってやる必要があります。
それで鳥かごで世話をするのではなく、
この子をわたくしに慣れさせるための
わたくしのそばに置けるものを用意するのです。
家には小鳥用の病院に連れて行くときのための
小さな運搬用ケージもあるのですけどそれでは可哀そうですから
Elfin君が入るくらいのケージを雪ちゃんと一緒の時に買ってきました。
ペット用にケージは上も横も開くので便利に世話ができるのです。
つづく
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リボン (水曜日, 13 1月 2021 14:34)
楽しみー、早く次が聞きたい。