わたくしがシャワーを浴びて出てくると
Elfin君はバスマットに座って待っています。
これはElfin君には新しいことなのです。
実はこのわたくしのバスタイムの時に
バスマットで待っていたのはいつも空ちゃんでした。
Elfin君が来るまでは家の中は全部空ちゃんの居住空間で
ベッドの下から天井まで行けるところは全部が
空ちゃんのための空間だったのです。
寝る時はわたくしのベッドの足元のお布団の上で寝ていました。
朝はわたくしの頭の方に来てわたくしの顔を手でチョンチョンとたたいて「ご飯頂戴」とおこしに来ていました。
Elfin君が来てからはベッドは彼の居場所になってしまい
空ちゃんはベッドの下から「ミャオミャオ」とい言って
「ご飯の催促」をするようになりました。
いつの間にか空ちゃんのいた場所はElfin君に次々に侵略され
空ちゃんお場所は台所の椅子の上やテーブルの上、
クローゼットの中、そして猫のトイレがバスルームに置いてあることからバスルームは空ちゃんの場所になってしまいました。
Elfin君は高いところにはのぼれないのでいすやテーブル
そしてクローゼットの中は空ちゃんのものと思っていたようです。
クローゼットに置いてあった空ちゃんベッドはもう処分したので
Elfin君のを置こうかと思ったのですけど好みではないようです。
そして今では空ちゃんの指定席だったバスマットの上には
わたくしがお風呂に入る時はElfin君がマットの上で待っています。
今思えば空ちゃんは「ここは私の所」と決めていたのでしょうね。
空ちゃんに待ってもらっていて今ではElfin君が待ってくれている。
Elfin君、君もバスマットで待ちたかったのね。
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